【目の衰えの集中・食養生】-参照文献 自然健康社『慢性病の集中・食養生』より-
目の衰えは、体が疲れやすいことの反映です。肉体が疲労すると、まず目が疲れて視力が弱ります。目は肝臓(かんぞう)とつながっていて、肉体疲労が肝臓(かんぞう)を疲労させ、そのまま、視力の衰えをもたらします。ですから、肉体を疲れにくく強壮すれば、おのずと視力が回復します。全身を強壮させる身近かな食べ物に、胡麻、拘杷の実、骨髄エキス(豚や鶏の骨を砕いた煮出し汁)があります。ビタミンではEとB群です。Aは暗がりで物を見る時に必要なビタミンです。 スポーツの世界では常識ですが、ビタミンEを摂ると耐久力が上がります。酸素を効率的に使う手助けをするからです。ビタミンEをたくさん食べると、激しい労働をしても疲れにくくなります。 胡麻は人体を活性する多様な物質を含んでいて、強壮作用は総合的な結果です。肝臓の栄養になるアミノ酸が豊富にあり、肝機能を高める「セサミン」という特有の物質もあります。ビタミンではEとA、B1、B2が豊富です。 ビタミンB1、B6、B12は神経ビタミンで、視神経の代謝を活発にする栄養素です。B2は網膜が光を感じるときに使われるビタミンです。 疲労を防ぐビタミンはB1とB2です。B1はブドウ糖が燃焼してエネルギーになる時に必要ですし、B2は炭水化物、脂肪、タンパク質の代謝に必要です。 ことに肝臓はB1とB2をたくさん消費する臓器ですから、不足すると栄養を燃焼(代謝)することができずに「不完全燃焼」がおこり、肝臓がとても疲労します。 ビタミンB類は水溶性で体内に蓄えることができないため、主食と一緒に毎日食べる必要があります。米ぬか、玄米胚芽、小麦胚芽にたくさんあります。胚芽や「ぬか」を毎日しっかり食べると、たちまち疲れにくくなり、目の疲労を感じなくなります。 昔から「枸杞(クコ)の愛用者は目が利く」と言われ、クコの実は全身の老化現象を吹き飛ばすほどの効用があります。抗酸化物質のアルカロイドが、疲労した神経を賦活(ふかつ)させて精気を奮(ふる)い立たせるからです。赤い色はカロチンで、食べるとビタミンAになります。 |
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